10月の誕生日石
10月の誕生石 オパール
石言葉:希望・幸運・忍耐
効果:創造力を高めクリエイティブな才能を開花させます。また、水分を含むことからアンチエイジングのシンボルともされています。
古代ローマで愛と希望のシンボルとされた宝石
遊色効果と呼ばれるゆらめくレインボーカラーが特徴のオパール。古代ローマ人はその神秘的な美しさから、オパールを愛と希望の宝石と考えていました。オパールという名称は、貴石を意味するラテン語のオパルスを語源とします。和名は蛋白石。オパールの化学組成は二酸化ケイ素を主成分とし、重量の3~10%の水分を含んでいます。オパールの遊色効果は小さな球状あるいは塊状の粒子の集合体であり、粒子のサイズに対応して回折を起こすことで虹色の遊色が表れます。主な産地はオーストラリアやメキシコなど。世界最大の産地南オーストラリアのクーバーペディは「オパールの都」と呼ばれています。
10月の誕生石 ピンクトルマリン
石言葉:愛情・希望・思いやり・・思慮深さ
効果:恋愛運を高め、理想の相手を引き寄せる効果があるといわれています。
澄んだピンクが心を癒す愛の石
透き通るピンクがロマンティックなピンクトルマリンは、トルマリンの中でも、発色の良いピンク色が特徴。鉱物に含まれるマンガンの影響でピンクに発色しています。マンガンイオンが多いとレッドトルマリンとなり、少ないとピンクトルマリンとなります。
トルマリンは和名を「電気石」といい、両端にプラスとマイナスの電極を持っています。加熱することで静電気を帯びることからこの名があります。ブラジルやアメリカで産出が多く、透明度が高くなるほど価値は高まります。
ピンクトルマリンは愛情に満ちた石とされ、心に活力と勇気を与えることで恋愛運を高め、理想の相手を引き寄せるといわれています。心の傷を癒す力もあり、デコルテに着けることでその効果を発揮するとされています。
ダイヤモンドは毎日のお守り
石言葉:永遠の絆・純愛・不変・純潔
効果:邪気を払い、不屈の精神力をもたらし、強固な意志で生涯の愛を守ります。
深い愛で永遠の絆を結ぶ
ギリシャ語で「何ものにも征服されない」という意味を持つadamas(アダマス)が語源とされるdiamond。ギリシャ神話では太陽神アポロンの守護石とされていました。和名は「金剛石」。
地球上でもっとも硬い物質とされ、硬さの単位であるモース硬度は最大の10。炭素のみの単一元素で構成される唯一の宝石で、高い屈折率から美しい輝きを放ちます。
その美しさと希少性から宝石の王様と呼ばれ、多くのジュエリーに用いられています。堅い絆の象徴でもあるダイヤモンドは、愛に満ちた家庭を築くとされ、婚約指輪として贈られています。結婚60周年を「ダイヤモンド婚式」と呼び、お祝いをする習慣もあります。
ダイヤモンドの評価はCarat(重量)、Color(色)、Clarity(透明度)、Cut(カット)の4つのCで表され、それぞれの項目で高い等級を得るほど価値が高まります。